世界初!色素修飾RNA用分子量マーカー
DynaMarker® Prestain Marker for RNA シリーズ
製品の特長
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独自の色素結合方法によりRNAマーカーのプレステイン化を実現。
電気泳動中にも分離状況を確認できるため、最適なタイミングで泳動を停止できます。 -
低分子色素とは異なり、核酸鎖に色素修飾しているためゲル濃度が変わっても正確な分子量を示します。
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ナイロンメンブレンへの転写も可能で、RNAが転写されているかどうかを確認することができます。
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加熱変性操作なしで、そのままアプライできます。
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DIG修飾タイプ(DM270)はアルカリフォスファターゼ修飾された抗DIG抗体および発光基質を用いることで検出可能
※インターカレーターによる検出はできません。
製品内容
<仕様>
「もう少し泳動距離を長くしたかった。」
「色素を目印に泳動を止めたのに、見たいところが既にゲルから抜けてしまった。」
これまでは電気泳動の終点の確認にはBromophenol blueやXylene cyanolなどの低分子色素を基準としてきました。しかし、これら色素はゲル濃度や泳動条件によって移動度が大きく変化してしまうため、泳動しすぎなどのトラブルの原因となっていました。特に、RNAのような貴重なサンプルの電気泳動において失敗は避けたいものです。
DynaMarker® Prestain Markerシリーズは着色した核酸鎖で構成された、変性ポリアクリルアミドゲル用(DM253)および変性アガロースゲル用(DM260)のプレステインマーカーです。低分子色素とは異なり、核酸鎖を骨格としているため、ゲル濃度や泳動条件による見かけ分子量の変化がほとんどありません。また実際の核酸鎖と同様、シャープなバンドが得られます(図1)。
さらには、メンブレンへの転写も可能ですので、ノーザンブロッティング時のブロッティング効率を確認できることも最大の特徴の一つです。プレステインマーカーを同時にブロッティングすることにより、メンブレンの上下左右を間違えることもなくなります(図2)。
・DIGラベル化マーカー
DM270は可視光色素とともにDigoxigenin(DIG)をラベル化。DIG修飾プローブを用いたノーザンハイブリダイゼーションにおいて分子量マーカーとしてお使いいただけます。
動画
DynaMarker® Prestain Marker for Small RNAの電気泳動像(64倍速)
この他にもBDLでは 様々なタイプのRNAマーカーをとりそろえています。
本製品は以下の特許によって保護されています。
特許第4954004号
コード
容量
150μl(30loadings)
価格
25,000円
製品マニュアル
コード
容量
180μl(30 loadings)
価格
25,000円
製品マニュアル
SDS
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コード
容量
125 μl(25 Loadings)
価格
28,000円
製品マニュアル
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