スギ花粉関連試薬

• 測定範囲は0.01～2.56 ng/mlと高感度

• 反応時間（合計）2時間10分で測定

• 花粉からのCry j 1抽出効率が高いExtraction bufferが付属
  
  スギ花粉抗原・抗体試薬メーカーBDLだから実現できた，安価なスギ花粉抗原ELISAキットです。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

本製品： 0.042 ng/ml 　(定量下限値： 0.01 ng/ml)
A社製品： 定量下限値未満のため測定不能　(定量下限値： 0.156 ng/ml)

本製品は測定感度が高いため，Cry j 1含有量が少ない試料からも測定を行うことができた。

捕集日：2022年3月24日～25日
捕集方法：シャーレ（⌀90×15 mm）を設置し，24時間後に回収
設置場所：ベランダの床面（東京23区内）
抽出方法：回収したシャーレに直接，本製品付属のExtraction bufferを3 ml添加後，室温で30分撹拌し，全量回収した。回収後，さらにシャーレをExtraction buffer 2 mlで洗浄して回収した（計5 ml）。その後，3,000 rpmで15分間遠心分離し，上清を希釈せずに試料として用いた。

本製品付属のExtraction buffer，または，A社キット付属の抽出バッファーでスギ花粉に対し抽出処理を行った。
各抽出物を本製品を用いて測定し，Cry j 1量を比較した。

本製品付属のExtraction bufferでは約2.5倍Cryj1の抽出効率が高かった。

抽出方法：スギ花粉20 mgを秤量後，本製品付属のExtraction bufferまたはA社Cry j 1 ELISAキット付属の抽出バッファーを400 μl添加し，室温で30分撹拌した。その後，10,000 rpmで15分間遠心分離し，上清を試料として用いた。

下記の条件により落下法で捕集した大気中の花粉を本製品付属のExtraction Bufferで抽出し、Cry j 1量を測定した。また測定したCry j 1量の結果と、同時期に東京都福祉保健局が発表した飛散花粉数を比較した。

本製品で測定したCry j 1量の変動は東京都発表の飛散花粉数の変動と同様の傾向を示した。

・捕集日：2023年3月8～9日、3月15～16日、3月23～24日の計3回
・捕集方法：ワセリンを塗布したシャーレ(φ90×15 mm)を設置し、24時間後に回収
・設置場所：ベランダ（文京区）
・抽出方法：回収したシャーレに直接、本製品付属のExtraction Bufferを5 ml添加後、室温で30分撹拌し、全量回収した。回収後さらにシャーレをExtraction Buffer 5 mlで洗浄して回収した(計10 ml)。その後、3,000 rpmで15分間遠心分離し、上清を希釈せず原液で測定を行った。
・東京都福祉局発表の飛散花粉数：「東京都アレルギー情報navi. 」にて発表される「毎日のスギ花粉の観測値」(千代田区： https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/allergy/pollen/data/cedar.html)より引用

保存温度: -20℃
Cry j 1 detection antibody
Cry j 1 standard solution
保存温度: 4℃
Dilution buffer
Antibody coated microplate for Cry j 1　(96 wells / 1枚)
Substrate solution（TMB）
Extraction buffer
Stop solution
Wash buffer（10×）
Plate seal (3枚)

コード

DS800

製品名

Cry j1 ELISA Kit<スギ花粉抗原Cry j 1 ELISA Kit>

容量

1kit

価格

60,000円

製品マニュアル

JP

SDS

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