4℃ 保存可能な天然タンパク質由来の着色済みタンパク質分子量マーカー
        
        
        
            DynaMarker® Protein MultiColor Stable シリーズ
        
    
製品の特長
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        4℃で1年間保存可能です。保存安定性が高いため、いつまでもシャープなバンドです。 
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        そのままアプライ可能です。 
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        着色済みなので、電気泳動の進行状況やブロッティングをモニターするのに適しています。 
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        正確な分子量 
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        分子量範囲 8.4~250 kDaのStableⅡ (DM660)と、1.7~47 kDaのStable,Low Range (DM670)があります。 
製品の内容
   4℃ 保存可能な天然タンパク質由来の着色済みタンパク質分子量マーカー(Prestained Protein Molecular Weight Markers)です。
BDLのタンパク質着色技術により、高い保存安定性を実現しました。                 
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※見かけの分子量はロットにより異なります。ロットごとの製品データシートより詳細をご確認下さい。
開発秘話
            本製品は発色のよい色素で各バンドが色分けされています。この「色素」ですが,色がついていればどんな色素でもいいというわけではないのです。
見た目は同じ色でも,タンパク質によって上手く着色できる色素とできない色素があり,とにかく試してみるしかありません。特に赤色素は反応条件のコントロールが難しく,なかなかうまく着色できませんでした。
試行錯誤の末,当社では数十種類の色素から発色がよく,シャープなバンドを与える色素を選び出し,本製品に使用しています。
        
もう一つの工夫は,分子量についてです。タンパク質を色素修飾すると,色素が持つ分子量と電荷によりタンパク質の移動度が変化します。 そのためデータシートには,本製品と色素未修飾タンパク質を一緒に電気泳動し,その移動差から割り出した「見かけの分子量」を記載しています。 このような補正を行うことで,電気泳動的に正しい分子量を示すようにしています(図1)。実はこのデータ、最初はPVDFで転写を試みましたが、タンパク質の物性のため、メンブレンにうまく転写されない(多分すっぽ抜けている)・・・ニトロセルロースで転写を行ったところ、きちんと転写が行われ、事なきを得ました。
 
        
                (図1) β-Amyloid(1-42)検出実験
4.5 kDaのβ-Amyloid(1-42) をニトロセルロース膜へ転写(セミドライ)。抗β-Amyloidモノクローナル抗体と反応後、DAB発色により検出を行った。
本マーカーは検出工程を通して着色バンドが退色することなく、高い視認性を維持していた。また、分子量数千Daの低分子量域においても正確な分子量を表していることがわかる。
※メンブレン湿潤状態で画像取得
見かけの分子量はロットごとに異なります。ロット番号を入力し、ロット別データシートをダウンロードして内容をご確認下さい。
ダウンロードできない場合は、お手数をお掛けしますが弊社までお問い合わせ下さい。
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    BDLはフナコシグループの一員です。
    
    BDL製品をご購入の際は、フナコシ株式会社製品取扱い販売店にご注文ください。
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